どうも!あぽーです!!
私は時々趣味で作詞・作曲もやっています。
作曲に関してはあまり知識が無いので、たいしたことは言えませんが、作詞に関しては、中学生の頃からやっていますので、少しは板についた歌詞が書けるようになっているのではないかと自負しています。
10年も経つのかと考えるとなんだか感慨深いですね(笑)
今回はこれさえ押さえれば誰でもそこそこの歌詞が書けるという方法を書いていきたいと思います!!
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作詞は今すぐ始められる唯一の音楽である
音楽ってなんだか難しいイメージがありませんか?
楽器は難しそうだし、歌もなかなかうまく歌えないし…
確かに音楽はある程度技術が伴わないと面白くないかもしれません。
しかし、そんな音楽の中にも、誰でも今すぐに最高のモノを生み出せる可能性があるものがあります。
それが作詞です。
作詞は音楽ではなく作文だという人もいるかもしれません。
しかし、私は作詞は音楽行為だと思っています。
作詞には音楽と関係の深い2つのポイントがあります。
- 韻
- 文字数
この2つです。
音楽に乗りやすいように自分で文字数を制限して、その中で韻を踏むのです。
作詞とは口から出る音で遊んだことを忘れないようにメモしているだけなのです!
その遊びに意味を持たせることによって作詞は完成します。
だから、作詞は音楽行為であると思っています。
また、作詞は物理的に音を出さなくても出来る行為であるため、時間に捉われずに今すぐ始めることができます。
夜の自宅であっても、頭の中で再生すればいいのです。
誰にでもできて、いつでもできる音楽行為である作詞は最も敷居の低い音楽行為であると言えるでしょう。
なんだって詞になる
作詞にタブーはありません。
何をどのように書いても、正解なのです。
極論人の悪口をひたすら書いても、音楽に乗せて曲が成立するのなら作詞なのです。
私は悪口を書くことはオススメしませんが…(笑)
「題材が見つからないから書けない」という人は、その心情を歌詞にすればいいのです。
歌詞がかけない心情を、他の人に伝えるためにはどういう言い回しが良いのか、どういう言葉遣いが適切なのか、どういう場面設定がベストなのか、そういったことを考えていくうちに自然と歌詞になっていくでしょう。
なんだって歌詞になります。
誰にだって感情はあります。
誰にだって過去はあります。
それを歌詞にすればいいのです。
上手い下手は置いといて、歌詞を書けない人はまずいないでしょう。
歌詞の構成
誰でも歌詞は書ける!と言ってもどのように書きはじめたらいいのかわからない人がきっと多いはずです。
歌詞には王道の構成が存在します。
(私が勝手に王道だと思っているだけかもしれませんが…(笑))
その王道の構成にそって歌詞を書けば、誰にでも、人に思いが伝わる歌詞を書くことができるはずです!!
王道の構成は、Aメロ・Bメロ・サビの場面・心情の距離感をコントロールすることで成立します。
私が天才だと思っている秋元康先生が作詞した、AKB48さんの「365日の紙飛行機」を例に出して順番に説明します。
著作権法に則してして引用の形を取りますが、問題があれば報告してください
Aメロ
Aメロに書くことは、「状況説明」です。
「365日の紙飛行機」のAメロを見てみましょう。
朝の空を見上げて
今日という一日が
笑顔でいられるように
そっとお願いした
時には雨も降って
涙も溢れるけど
思い通りにならない日は
明日頑張ろう
Aメロの前半部分では、朝起きてカーテンを開けて、爽快に広がる空を見上げて、「今日もいい日になりますように」と願っている様子がそのまま表現されています。
また、後半部分では、たまにカーテンを開けて見える空は雨模様の日もあって、思い通りにならないこともあるけれど、きっとうまくいくときがあるから、その時に頑張ろうという歌詞になっています。
この歌詞では、日々の心の移り変わりを、1年365日の天気の移ろいに重ね合わせているのです。
これは、歌詞に登場する一人称が、今どこにいて、何をしているのか、またどういう人物なのかということを明確に明示しているのです。
もちろん主人公はあなたでもいいですし、想像上の人物でも構いません。
また、動物や無生物でも非常に面白い歌詞が書けるでしょう。
Aメロを見るだけで、主人公がどういった人物で、どういった場所にいて、どういう心境でいるのか一発で思い浮かぶでしょう。
決してその正解はわかりません。秋元先生にしかわからないことだと思います。
しかし、ここで一番大切なことは、聞き手に状況を想像させることです。
場面設定や人物の様子をイメージできる書き方をするということです。
天気を見てお願いする様子、雨の日の心情を説明することによって、その他の天気の日はどんな気持ちになるんだろう?私だったらこんな気持ちだなと聞き手に想像させることができます。
一番初めに状況を説明しておくことで、聞き手はこの後の展開に感情移入しやすくなります。
目で見てわかるところから描写していき、普遍的な心情までを盛り込むと伝わりやすいAメロになると思います。
ポイント:Aメロは、これから聞き手が想像を膨らませるための状況説明をする。
Bメロ
Bメロに書くことは「主人公の主観」です。
「365日の紙飛行機」を見てみましょう。
ずっと見てる夢は
私がもう一人いて
やりたいこと好きなように
自由にできる夢
この歌詞からわかることは、Aメロで見た日々の風景は、主人公の本当のやりたいことではなくて、主人公にはずっと抱えている夢があるということです。
しかも、その夢は簡単に追うことのできる夢ではないということも見えてくるのではないでしょうか?
Aメロで背景を知っているので、この主人公がその背景に対して、どのような感情を抱いているのかがわかります。
状況に対して、抱えている不安や不満、うれしさ、かなしさ、楽しさ、喜び、さまざまな心情を書くのがBメロです。
あくまでもAメロの状況下において主人公がどう思っているのかを書きます。
脚色は何もいりません。
今の状況に対してどう思うのかということを書くのです。
主人公の主観であるため、作者の感情とは少し違います。
私だったらこうするのに…というのは少し秘めておきましょう。
ポイント:Aメロに関する主人公の主観を書く
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サビ
サビで書くことは「ここまでを踏まえて作者はどう思うのか」ということです。
つまり、「一番伝えたいことを書く」ということです。
「365日の紙飛行機」を見てみましょう。
人生は紙飛行機
願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り
ただ進むだけ
その距離を競うより
どう飛んだかどこを飛んだのか
それが一番大切なんだ
さあ心のままに
365日
この歌詞からわかることは、主人公の現状を見て作者がどう思うのか、何を伝えたいのかが表れているということです。
決して毎日がずっとつらいわけではないけれど、本当にしたいことにチャレンジできない主人公に対して、作者が、人生とは誰かと競争するのではなく自分なりにどう生きたのかということが大切なんだ、あなたの思うがままに毎日を過ごすほうが良いということを紙飛行機に例えて伝えている、と考えるとしっくりくるのではないでしょうか?
つまり、AメロBメロサビと順番に書いていくのですが、一番基盤になるところはやはりサビなのです。
私だったらこうするのに!はサビで存分に表しましょう。
サビを書くためにAメロBメロをどうするのかと考えていくのがやりやすいでしょう。
また、サビの一番最初の行は多少意味が分かりづらくてもキャッチ―な言葉を選ぶのが良いでしょう。
聞き手の耳に残りやすく、思わず口ずさんでしまうような歌詞になるように意識します。
例を出すと、
ユニゾンスクエアーガーデンさんの「シュガーソングとビターステップ」
西野カナさんの「会いたくて会いたくて」
などがあげられるでしょう。
私は、サビの一行目の歌詞に命を注ぎ込みます。(笑)
ポイント:作者の言いたいことを吐き出す!
まとめ
サビであなたの一番言いたいことを言うために、どのような主人公をおいて、どのような場面設定にするのかをAメロBメロで書くことが王道の構成になります。
二番以降も書く場合は、二番で尻すぼみにならないように、全体のコンセプトを考えてから書くといいでしょう。
歌詞において一番重要なことは聞き手に伝わることです。
まずは、聞き手が歌詞の主人公に自分を重ねることができることが重要だと思います。
あくまで今回紹介した書き方は、私の考える歌詞の王道の書き方です。
たぶん他の人も同じようなこと言ってると思います(笑)
正直音楽に乗せることを目的としたものならどんな書き方でも正解です!
書きはじめられない!書き方がわからない!という人はぜひ参考にしてもらって、とりあえず一曲書いてみてください!
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