どうも!!あぽー🍎です!!
大学時代、セクシュアリティに関することでゼミ論文(卒論に変わる)を書きました。
その時に、「今認知されているセクシュアリティってどんなものがあるんだろう?」と思い、ネットや書籍で片っ端から調べてまとめるといったことをしました。
ネットを資料に含めた理由は、セクシュアリティの多様化が進んだ要因の一つにインターネットの普及が挙げられているからです。
あなたが知っているセクシュアリティってどれくらいありますか?
ここに書いてあるセクシュアリティは私の調べられる範囲のみなので「全てのセクシュアリティ」であるとは言い切れません。
しかし、この下に目次をおいておきますが、きっとびっくりすることでしょう。
「世の中にはこんなに多くの種類のセクシュアリティが存在しているのか。。。」と。
もしかしたら私のまとめたものが「セクシュアリティについて悩んでいる人」にとって役に立つのではないか?
と思い、この記事を書きました。
もちろん、セクシュアリティはすべての人間に関係することです。
もしかしたら、この記事の中からあなたのセクシュアリティを発見するすることがあるかもしれません。
セクシュアリティ名の横に書いてある()の中にあるセクシュアリティ名は、名称が違うだけでほとんど同じセクシュアリティを指している場合、または何らかの注釈をつける際に記載しています。
ここに書くセクシュアリティは私が見つけることのできたものだけを記載しています。
もし、記載漏れがあったり、ここにあるセクシュアリティとは違うセクシュアリティを自認しているという方は、TwitterのDMまたは、このサイトにブックマークをつける形でコメントをいただけると幸いです。
では、まずは目次をじっくりとご覧ください。
- セクシュアリティ辞典
- ストレート(異性愛者)
- レズビアン(女性同性愛者)
- ゲイ(男性同性愛者)
- バイセクシャル(両性愛)
- トランスジェンダー
- パンセクシュアル(オムニセクシュアル)(全性愛)
- アセクシュアル(エイセクシュアル)(無性愛)
- ノンセクシュアル(非性愛)
- クエスチョニング
- アロマンティック
- グレーセクシュアル
- デミセクシュアル
- デミロマンティック(グレーロマンティックの一種)
- リスロマンティック(アポロマンティック)
- ポリセクシュアル
- パンロマンティック
- スコリオセクシュアル
- アジェンダー
- イーゴセクシュアル(オートコーリスセクシュアル)
- アンビセクシャル
- リスセクシュアル(アコイセクシュアル)
- アルロセクシュアル(Z セクシュアル)
- アンドロジナス
- アンドロセクシュアル(アンドロフィリア・マセクシュアル)
- アンチセクシュアル
- アポシセクシュアル
- アプレスセクシュアル
- アロマンティック・アセクシュアル
- オートセクシュアル
- バイジェンダー
- バイセクシュアルキュリアス
- カスセクシュアル
- セテロセクシュアル
- キュピオロマンティック
- キュピオセクシュアル(カロスセクシュアル)
- デュラセクシュアル
- エニグマティック
- フレイセクシュアル
- ジェンダーフリューイド
- ジェンダークィア(ノンバイナリ―、ノンコンフォーミング、ヴァリアント)
- グラビセクシュアル
- グレーロマンティック
- ガイネセクシュアル(ガイネフィリア、ウーマセクシュアル、ジノセクシュアル)
- ヘテロフレキシブル
- ヘテロセクシュアル(異性愛)
- ホモセクシュアル(同性愛)
- イクラセクシュアル(ポディセクシュアル)
- インプラセクシュアル
- インタージェンダー
- インターセックス
- リスセクシュアル
- モルセクシュアル
- モノアモリー(単数恋愛)
- モノガミー(単婚)
- モノセクシュアル(単性愛)
- ニュートロイス
- ニューセクシュアル
- ノーマセクシュアル
- ノナモリー
- ノンガミー
- ノヴォセクシュアル
- ノーウーマセクシュアル
- オブジャンクセクシュアル
- パラセクシュアル
- ペナルティセクシュアル
- プラシオセクシュアル
- ポリアモリ―(複数恋愛)
- ポリガミー(複数婚)
- ポリセクシュアル
- ポモセクシュアル(ポストモダニズムセクシュアルの略)
- クィア
- クォイロマンティック(WTF ロマンティック、ワットロマンティック)
- クォイセクシュアル
- サピオセクシュアル
- セクシュアルアヴァ―ジョン(性嫌悪)
- トランスフェミニン
- トランスマスキュライン
- トリジェンダー
- トリセクシュアル
- アンセクシュアル
- ヴォーリットセクシュアル
- ワイティーエフロマンティック(クォイロマンティック、ワットロマンティック)
- ズーセクシャル
- サードジェンダー
- X ジェンダー(ジェンダーブレンダ―、ジェンダーベンダ―)
- トラニチェイサー
- トランスベスタイト(クロスドレッサー)
- ジェンダー・ノンコンフォーミティ
- まとめ
セクシュアリティ辞典
ストレート(異性愛者)
性別二元論に基づく自分とは異なる性別に恋愛感情や性的願望を抱く
レズビアン(女性同性愛者)
女性に恋愛感情や性的願望を抱く女性
ゲイ(男性同性愛者)
男性に恋愛感情や性的願望を抱く男性
バイセクシャル(両性愛)
男女両方に恋愛感情や性的願望を抱く人
トランスジェンダー
身体の性別と心の性別が一致しない人をトランスと呼び、
その中でも。。。
性別適合手術までは望まない人をトランスジェンダー
性別適合手術まで望む人をトランスセクシャルと呼ぶ
身体は男性で心が女性の人を MtF(Male-to-Female)
身体は女性で心が男性の人を FtM(Female-to-Male)と呼ぶ
パンセクシュアル(オムニセクシュアル)(全性愛)
1相手の性別に関係なく、人に恋愛感情や性的願望を抱く人
アセクシュアル(エイセクシュアル)(無性愛)
相手に恋愛感情も性的欲求も抱かない人
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ノンセクシュアル(非性愛)
相手に恋愛感情を抱くことはあっても性的欲求を抱かない人
クエスチョニング
自分のセクシュアリティについて悩んだり迷ったりしている。
アロマンティック
人に対して恋愛感情を殆ど、または全く感じない人
グレーセクシュアル
アセクシュアルと性的な人の中間にある流動的な性的指向 ゲイやストレート、その他の性的指向なんでもあり得る
デミセクシュアル
強い感情的な絆がすでに築かれている関係の場合にのみ、人に対して性的に惹かれる人 その絆は恋愛感情に基づいたり基づかなかったりする
デミロマンティック(グレーロマンティックの一種)
強い感情的な絆がすでに築かれている関係の場合のみ人に対して恋愛感情を抱く それ以外は抱かない
リスロマンティック(アポロマンティック)
恋愛感情はあるが、両想いになりたくない人 実際に付き合うことに関しては、抵抗がある人とない人がいる
ポリセクシュアル
複数のジェンダーのタイプの人に惹かれる パンセクシュアルと違い、一部のジェンダーとは付き合う能力及び願望が無い
パンロマンティック
性的ではなくプラトニックな恋愛感情の面で、全ての性別やジェンダーの人に惹かれる
スコリオセクシュアル
男性・女性に基づいた通常の性別の概念に当てはまらない人達(シスジェンダー以外の性)に性的に惹かれる人 または、自身がシスジェンダーではない人を表す。
アジェンダー
イーゴセクシュアル(オートコーリスセクシュアル)
自分自身と性的興奮の源との間につながりを感じない 主観的でない形で性的に感じる
アンビセクシャル
いずれの性に対しても全く同様に魅力を感じる
リスセクシュアル(アコイセクシュアル)
相手に性的魅力を感じるが、相手から性欲求を向けられる必要が無い また、性行為を受けるのが好きでなかったり苦痛であったりする
アルロセクシュアル(Z セクシュアル)
恋愛指向や性的指向を持つ
アンドロジナス
中性的または両性的な自認
アンドロセクシュアル(アンドロフィリア・マセクシュアル)
男性または男らしさに性的魅力を感じる
アンチセクシュアル
アポシセクシュアル
他者に性的魅力を感じず、また、性交渉に嫌悪感を覚える
アプレスセクシュアル
別の形の魅力が感じられた後にのみ性的魅力を感じる
アロマンティック・アセクシュアル
恋愛指向を持たず、性的指向も持たない
日本の狭義のアセクシュアルと同義
オートセクシュアル
自分自身に性的魅力を感じ、自慰を好む
バイジェンダー
男性と女性の両性であるという自認
バイセクシュアルキュリアス
バイセクシュアルであると明確に自覚しているわけではないが同性との恋愛や性行為に関心がある
カスセクシュアル
性的指向があたかも重要でないかのように感じる
セテロセクシュアル
ジェンダークィアが、同じくジェンダークィアのみに性的魅力を感じる ・シスジェンダー29
生まれついた性と等しい性のあり方を持つ
キュピオロマンティック
恋愛感情を抱いたことはないが、恋愛関係を望む
キュピオセクシュアル(カロスセクシュアル)
性的欲求を抱いたことはないが、性関係を望む
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デュラセクシュアル
他者に性的魅力を感じることが滅多にないが、性的魅力を感じた時は長い間持続する
エニグマティック
自分ではどんな感じかわかっているがうまく説明できない自認
フレイセクシュアル
誰かと会った後に性的魅力を感じるが、情緒的な結びつきが強まると魅力が薄れていく
ジェンダーフリューイド
ジェンダーが流動的であるという自認
ジェンダークィア(ノンバイナリ―、ノンコンフォーミング、ヴァリアント)
既存の性別の枠組みに当てはまらない自認
グラビセクシュアル
セクシュアリティが重力の引き込みや地球の中心からどのぐらい離れているかに影響される
グレーロマンティック
アロマンティックと他の恋愛指向との間のどこかに該当する
ガイネセクシュアル(ガイネフィリア、ウーマセクシュアル、ジノセクシュアル)
女性または女らしさに性的魅力を感じる
ヘテロフレキシブル
ヘテロセクシュアルを自覚しているが、同性に惹かれることもあり、恋愛や性的な関係を持つこともあり得る
ヘテロセクシュアル(異性愛)
恋愛感情や性的欲求が異性に向く
ホモセクシュアル(同性愛)
恋愛感情や性的欲求が同性に向く
イクラセクシュアル(ポディセクシュアル)
他者に性的魅力を感じないが、性交渉に積極的である。
インプラセクシュアル
規則的に続く自己疑念やアイデンティティの問題が原因で、自分の性的指向に満足していない
インタージェンダー
男性と女性の間であるという自認
インターセックス
身体的特徴が典型男性と典型女性の間の状態
リスセクシュアル
相手に性的魅力を感じるが、相手から性的欲求を向けられる必要が無い または性行為を受けるのが好きでない
モルセクシュアル
恋愛指向や性的指向の存在感が弱い、もしくは柔らかい
モノアモリー(単数恋愛)
恋愛関係などを同時期に 1 人だけに限定する
モノガミー(単婚)
婚姻関係などを同時期に 1 人だけに限定する
モノセクシュアル(単性愛)
恋愛指向や性的指向が一種に向く。 ヘテロセクシュアル、ホモセクシュアルを指す
ニュートロイス
「性別がない」という自認。また「身体的に無性になりたい」という考え方
ニューセクシュアル
アジェンダーに性的魅力を感じる
ノーマセクシュアル
恋愛指向や性的指向が男性以外の性別に向く
ノナモリー
恋愛において交際関係を目的としない
ノンガミー
恋愛において婚姻関係を目的としない
ノヴォセクシュアル
自分のセクシュアリティを確信することができない
ノーウーマセクシュアル
恋愛指向や性的指向が女性以外の性別に向く
オブジャンクセクシュアル
恋愛感情や性的欲求が無生物に向く
パラセクシュアル
他者に性的魅力を感じないが、気晴らしのためのセックスを楽しむ
ペナルティセクシュアル
違った性別の人に性的な魅力を感じられる
性別二元論が前提
プラシオセクシュアル
性行為を受けたいとはほとんど思わないが、他の誰かに対して性行為をしたいという願望を持っている
ポリアモリ―(複数恋愛)
恋愛関係などを同時期に 1 人だけに限定しない
ポリガミー(複数婚)
婚姻関係などを同時期に 1 人だけに限定しない
ポリセクシュアル
男女やトランスジェンダーなどを含め 3 つ以上の恋愛対象や性対象がある
また人の数だけセクシュアリティがあるという考え方
ポモセクシュアル(ポストモダニズムセクシュアルの略)
そもそもセクシュアリティの分類は意味をなさないという考え方
クィア
既存の枠組みに当てはまらないセクシュアリティ
また、セクシュアルマイノリティを表す言葉
元は侮蔑語
クォイロマンティック(WTF ロマンティック、ワットロマンティック)
恋愛感情とは何か、友情とどう違うかがわからない
クォイセクシュアル
性的魅力を他のタイプの魅力と区別できない
サピオセクシュアル
他者の知性や知性的な人にのみ性的魅力を感じる
セクシュアルアヴァ―ジョン(性嫌悪)
性に関することに対して嫌悪感や恐怖感を示す 対象や程度は様々
トランスフェミニン
どちらかというと女性であるという自認のトランスジェンダー
トランスマスキュライン
どちらかというと男性であるという自認のトランスジェンダー
トリジェンダー
男性・女性・第三の性別の間で動く自認
トリセクシュアル
恋愛感情や性的欲求が男女に加えトランスジェンダーの人にも同様に向く
アンセクシュアル
性的欲求や性行為欲はあるが、挿入欲や被挿入欲は持たない
ヴォーリットセクシュアル
性的欲求を感じるものの、それが誰にも向かわない
ワイティーエフロマンティック(クォイロマンティック、ワットロマンティック)
恋愛感情とは何か、友情とどう違うか、がわからない。
ズーセクシャル
恋愛感情や性欲求が人間以外の動物に向く
サードジェンダー
第三の性
X ジェンダー(ジェンダーブレンダ―、ジェンダーベンダ―)
男女の枠に囚われない自認
トラニチェイサー
性別移行者や性別に捉われない生き方をしようとする人に対して、恋愛感情や愛情を持ち、性的欲求などを感じる人
「好みの性別移行具合」でなくなってしまうとその対象でなくなることも多い。
トランスベスタイト(クロスドレッサー)
異性装をする人 トランスベスタイトには医学的概念が含まれる場合があるので、それから解放されたクロスドレッサーを使うことが多いとされる
ジェンダー・ノンコンフォーミティ
典型的な男性である、あるいは、女性である、という場合でない性の在り方すべてを指す。
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まとめ
どうでしたか?
あなたのセクシュアリティは見つかったでしょうか?
現在セクシュアルマイノリティの方を指す語として、「LGBTs」という言葉がよく使われています。
しかし、この辞典を見ていただいてわかるように、セクシュアリティはマイノリティの方達だけのものではないのです。
そういった考え方を踏まえて、最近では
「SOGI(sexual orientation & gender identity)」という言葉が使われ始めています。
これは、性的指向と性自認という英語の頭文字を取った言葉です。
日本や世界の国々は、LGBTsの問題ではなく、SOGIの問題としてこれから多くのことを考え直していかないといけないと思います。
とても長い記事になってしまいましたが、身近にセクシュアリティについて悩んでいる友達、恋人、家族、親戚、児童・生徒・学生がいらっしゃいましたら、是非この記事を紹介してあげてください。
自分について理解をすることが精神安定につながります。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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