どうも!あぽー🍎です!!
現在、日本の教育問題は多岐にわたっています。
教育の質、子供の貧困、学校における多様性(外国籍の子ども、日本語教育、障がいを持つ子ども、セクシュアリティの問題等)
こうした教育問題は、実質的に社会問題とも関連しています。
教育問題の主な現場は学校です。
つまり、学校における問題を解消しないと日本の社会問題は改善しないのです。
今回の記事では、
ということについて書いていきます。
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歯車が必要だった時代
かつて、『ものづくり大国』や『世界第2位の経済大国』と呼ばれた日本は、今や『衰退先進国』と呼ばれることもあります。
このような現状になってしまった理由の1つには「学校の体質が変化していない」ということがあげられるのではないでしょうか?
日本が経済大国として有名だった時代、日本は『大量生産』行い「ものづくり」で立国をしていました。
その時代に必要だったのは、大量なものを作るための「人手」。
つまり、今の時代でいう「ロボット」の代わりになる人が必要だったのです。
そういう時代において必要な教育では「均質化」が求められます。
素直に上司の言うことを聞く真面目な人間を生産することが教育には求められていました。
戦後、日本の教育文化はそういった社会背景の中で育ってきたのです。
しかし近年では、「ものづくり」の分野では中国の勢いがすごく、日本は抜かされてしまいました。
また、東南アジア・アフリカ諸国が今後中国に変わってものづくりを牽引していくこととなるでしょう。
そうなってくると、「ものづくり」において日本の市場はほとんどなくなってしまいます。
日本を再び蘇らせるためには、「ものづくり立国」からの転換をしなければなりません。
現在の政権が「観光立国」として経済再生を図ろうとしていることからも、市場の転換が課題であることは一目瞭然でしょう。
変化しない学校現場
社会のあり方が変わるということは、人のあり方も変わらねばなりません。
これまでの「素直に上司の言うことを聞く真面目な人間」ではなく、新しい何かに変わらねばなりません。
そうした中、文部科学省が打ち出した施策が「アクティブラーニング」なのです。
アクティブラーニングとは、これまでの生徒が受け身の授業スタイルからの脱却を図りましょうというものです。
現場の先生はたちは、なんとかして授業の中にアクティブラーニングを取り入れていこうと奮闘しています。
しかし、日本の教育は、ゆとり教育以降やることは増えるけど、減らない現状に陥っています。そういった中では、真の意味でのアクティブラーニングを取り入れることはほぼ不可能です。
教育現場を学校を大きく転換していく時期に来ていると感じています。
学校が変わろうとしなければ『日本崩壊』は現実味を帯びてくるでしょう。
いや、学校は変わりたくても変われないジレンマに陥っているのです。
学校が変われない理由
学校が変われない理由の一つに「就職制度」が挙げられます。
小学校から大学まで行って、一流の企業に就職するのが幸せだと何度聞かされたかわかりません。
私たちがそう聞かさせてきたということは、私たちの親の世代もそう聞かさせてきたのです。
つまり、社会の求める学校の仕事というのは「一流大学に合格して、一流企業に就職させる学力をつける」ということになります。
ということは、「入試を突破する」ことが一番の目的になってしまいます。
現在の入試制度は大量に暗記、大量に勉強して受ける仕組みになっています。
この大量の知識を学校の先生は、限られた時間の中で全て教えることを求められるのです。
こういった仕組みの中では、コミュニケーション能力や社会性を身につけるどころか、児童・生徒ひとりひとりに気を配って教育を行うことなど不可能です。
これが変わらない限りは、学校の役割というものは一向に変わりません。
今の社会で求められているのは、言われたことを淡々とこなす素直なロボットのような人間ではないはずです。
豊かな社会性を持ち、リーダーシップを発揮できる人間が求められているのではないですか?
今の学校制度では、このような人間を育てることはできません。
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まとめ
この記事をここまで読んでくださっている方は、一定程度教育問題に関心がある方でしょう。
今のままでは、日本の教育は「社会に必要とされない人間」を生み出すだけのシステムになってしまうのです。
一生懸命子どもを育てているのにこんなに虚しいことはないでしょう。
このブログを知っていただくことで多くの方に教育問題に関心を持ってもらえたり、このブログが日本の教育制度を変える小さな礎になることを望んでいます。
私は日本の教育を変えたいのです。
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今後も教育に関する記事を更新していきますのでよろしくお願いいたします。
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