どうも!あぽー🍎です!!
文系大学院に進学を希望している方はそう多くはないと思います。
以下の記事にも書きましたが、日本においては、学年全体のわずか1.3%ほどしかいません。
そのため文系大学院受験のための情報が少ないのが現状ではないでしょうか?
私は現在教育心理学の大学院生です。
文系大学院合格のために何をすればいいのか?
どういった勉強が必要なのか?
この記事で徹底的に解説していきます❗️
文系大学院に進学を希望している大学生の方や社会人の方にとって有益な記事です。
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文系大学院の入試内容
一般的に夏と冬の2度試験が行われます。
文系大学院の試験は主に3科目に分かれることが多いです。
- 専門知識を問う試験
- 語学力を問う試験
- 面接
受験する大学院によっては、専門知識を問う試験が2〜3つの試験に分けられていることもあります。
詳細は受験予定の大学院の受験要項をしっかりと熟読してください!
問題の内容
ではそれぞれどんな問題が出るのでしょうか?
少しだけ解説していきます。
専門知識を問う試験
専門知識を問う試験は2つにわけられることがあります。
1つはその分野の大まかな知識を問う試験。
もう1つは研究したい内容に沿ったより深い知識を問う試験です。
私の場合は、教育系の大学院なので分野の大まかな知識を問う試験では以下のような問題が出題されました。
『以下の用語群の中から4つ選んでそれぞれ説明しなさい』
【主な勉強法】
こういった用語はどれも知っておく必要があります。
つまり、自分の研究領域について広く関心を持っておくことが大切です。
また、過去問を入手すると過去の傾向がわかると思うのでしっかりと準備をしておきましょう。
具体的には、過去問に出てきている用語を全て文章化して説明できるようにしておくことが合格に繋がります。
知らない言葉は調べて、一度文章化しておきましょう。
もう1つの研究内容に沿ったより深い知識を問う問題では、小論文のような形式で問題が出ました。
具体的には
『現在の教育問題について自分の興味のある内容を踏まえて記述しなさい』
といったような問題でした。
【主な勉強法】
受験をする際に研究計画書というものを書くのですが、そこに書いたことを噛み砕いてわかりやすく書くことができれば問題ないと思います。
専門的な知識に関しては、自分の興味のある内容が出題される傾向があるので、しっかり準備してから望めば、緊張せずに受験できるかと思います。
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語学力を問う試験
多くの人にとってこれは「英語の読解能力を問う試験」になります。
一部の人、例えばフランス文学を専攻していたり、ドイツ史を専攻していたりする場合は、英語ではなく必要な言語になります。
この試験は非常に曲者です。
英語の試験は大学院によって様々だと思いますが、主に以下のような出題形式が採られることが多いようです。
- 全訳問題
- 一部訳問題
- 指定された語が指すものを答える問題
- 英文を読んでそれについて論じる問題
私は2度大学院を受験しているのですが、1度目は英語が原因で落ちました。
大学生の平均TOEICスコアは562点ですが、問題によっては太刀打ちできるスコアではありません。
650点程度のスコアがないと文章の構成すらわからないかもしれません。
大学院レベルの英語は複雑怪奇です。笑
なぜならば、専門用語が山のように出てくる上に文章構造が複雑なのです。
Critical period
この単語の意味が分かりますか?
これは
「臨界期」という用語で、教育学ではよく使われるものです。
しかし、ほかの分野の人にとってはよくわからない単語なのではないでしょうか?
大学院の試験ではこういった専門用語の英単語が山のように押し寄せてきます。
【主な勉強法】
主な勉強法としておすすめなのが英語で知らない単語についての説明を読むことです。
心理学系ならおすすめなのがスタンフォードの検索ツールです。
Stanford Encyclopedia of Philosophy
まず知りたい概念の英語訳を調べ、その単語を検索ツールのsearch と書いてあるところに入力します。
知りたい概念について英語の説明文を得ることができます。
あとは、ひたすらそれを読みます。
専門のサイトがなければもちろんWikipediaなどでも構いません。
読んでいる中で知らない単語が出てきたら全部書き出して覚えてしまいましょう。
専門用語の多くは、同じ専門分野であれば違う概念を説明する際にも使われることがあります。
そのため、知らない単語は知りたい単語と一緒に覚えてください!
また、単語だけを並べて勉強したい場合は、院試でよく出る英単語を集めた単語集があるのでそれを使うのもいいでしょう。
以下におすすめの単語帳のリンクを貼っておくので興味のある方は見てみてください!
面接
面接に関しては、あまり気負わなくても良いと思います。
大学院入試の場合は事前に担当の教授とコネクションができているはずなので、余程でない限りは面接を理由に不合格になることは無いと思います。
試験内容としては、
- したい研究内容
- どういった研究方法を用いるか
- 将来の進路
- その分野に関する簡単な質問
が中心になります。
それぞれについてしっかり自分なりの意見を述べられるようにしておいてくださいね!
面接試験が苦手な方は、喋る内容を事前に紙に書き出して何度も練習しておくことをおすすめします!
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まとめ
大学院入試ではやりたい研究をやるだけの能力が伴っているかということを試されます。
そのため、自分の専門分野についてはしっかりと見直しておいてください。
また、語学に関しては直前から始めてどうにかなるものではないので、院試を受けようと思ったそのタイミングから始めておいてください!
私のように数年を無駄にすることのないように気をつけてください!笑
ここまで読んでくださってありがとうございます。