林檎は木から落ちた

日本の教育革命をします。

林檎は木から落ちた

教育にかけるお金!日本は35カ国中最下位!?教育に金を出さない国日本

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どうも!あぽー🍎です!!

 

早速ですが質問です!

『日本は教育に力を入れている国だと思いますか??』

 

今回の記事では

  • 日本は教育に金をかけない
  • 他国との比較は?

ということについて詳しく書いていきます。

 

日本は教育にお金をかけない国 

日本は教育にお金をかけない・・・

この記事の最初にした質問の答えがこれです。

 

公的支出はOECD内最低

日本は教育に全然お金をかけようとしていません。

 

このグラフを見てください

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教育にかける公的資金の割合についてのグラフです。

 

このグラフによるとOECD加盟国の中で日本は、最下位となっています。

 

また、平均値にも届いていないということがわかります。

 

義務教育にはそこそこお金を出している

文部科学省が出しているデータでは、義務教育にはそこそこお金を出していることが示されています。

 

各家庭が義務教育期間に負担する支出は7%です。

 

これは各国平均の8.6%を上回っています。

 

しかし、日本は小学校入学前の教育と高等教育においてダントツでOECD平均を下回っています。

  • 就学前教育段階:55.6%(平均18.4%)
  • 高等教育段階:65.5%(平均30.8%)

これは教育にかかる支出を100%とした時に各家庭が何%負担しているかという数字です。

 

つまり、日本の教育は家庭の負担が大きいということです。

 

私は、高等教育無償化に反対しています。

 

義務教育期間にお金を配分しているのはかなり理想的だと思います。

 

しかし、義務教育に相当なお金をかけているかというとそういうわけでもないのです。

 

義務教育9年間で一人の子どもにかかる教育資金は約300万円

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/bunka/dai3/dai1/siryou4.pdf

 

国が出資するのはそのうち93%なので279万円

 

つまり、毎年一人の子どもに対して約31万円しか投資していないということになります。

 

決して少なくはないでしょうが、多いとは言えません。

 

国家予算のうち教育に使われるお金はたったの5%!?

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日本は2020年度の国家予算として102兆6580億円を用意しています。

 

下のグラフを見てください。

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(出典:国家予算の内訳はどうなっている?7つの項目で簡単解説!|政治ドットコム

この円グラフは、国家予算の内訳を表すグラフです。

 

このグラフで言うと教育関連は紫色『文教科学』の部分に当たります。

 

見てもらったらわかると思いますが、教育関連の事業に使われる予算はたったの5%です。

 

すくなっ!?

 

教育に当てる予算がたったの5%って前代未聞じゃないですか?

 

また、この5%は『文教科学』に振り分けているのであって、『教育』に振り分けているわけではないですから、『教育』単体で見るともっと少なくなることでしょう。

 

ちなみに2016年度のデンマークの国家予算の内訳がこちらです

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(引用元:http://banrihayashi.hatenadiary.jp/entry/2016/01/29/080109

 

デンマークは国家予算の約13%を教育に当てています。

 

日本と比べると一目瞭然です。

 

デンマーク

  • 幼稚園から大学まで完全に無償
  • 大学生には毎月約91000円が国から支給される

とんでもなく教育に熱心な国なのです。

 

その甲斐もあって、OECD教育総合ランキングでは3位になっています。

 

日本もここまで教育に熱心な国であって欲しいものです。

 

日本は教育にはお金をかけない、しかし学力は高い

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ここまでは日本の教育を『お金をかけないから悪い』かのように酷評してきました。

 

しかし、学力に関してはOECD内でもかなり高いランクにつけています。

  • 教育総合ランキング7位
  • 学習到達度ランキング1位

(参考:世界教育水準ランキング2019年5月(日本は40ヶ国中7位) | 最速資産運用

 

無茶苦茶じゃないですか?

 

先進国の中でずば抜けて教育への投資が少ないのに、学力はその中でも上位にランクインする。

 

そんな国が我々の住んでいる『日本』なのです。

 

そんな日本が教育にもっと投資をするとって考えると将来が期待できそうじゃないですか??

 

まとめ

今回の記事では

  • 日本は教育にお金をかけない
  • その割に学力が高い

ということについて、海外との比較も交えて解説しました。

 

記事を書きながら、

日本の子どもたちが頑張ってくれているから日本の学力が保たれているんだなぁ

としみじみと感じました。

 

それと同時に、日本の子どもたちにもっと良い環境で学んで欲しいと願っています。

 

子どもたちが将来の日本や世界を作っていきます。

 

そうした子どもたちに投資をしていかないと国は廃れていってしまうのです。

 

日本をもっと教育に投資するような国にしていきたいです。

 

 

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