どうも!あぽーです!!
今回は、初めての試みでニュース記事に対してのコメントをしてみたいと思います。
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このニュースを簡単に要約すると、
慶応義塾大学などの研究チームが行った研究で、子宮移植をして対外受精を試みたサルの妊娠が確認され、年内にも人での臨床実験を行う申請をする。
というものです。
毎日新聞さんの記事をリンクさせていただきました。
子宮移植について思うこと
子宮移植の現状
記事によると、日本ではまだサルによる実験段階ですが、海外では既にスウェーデンやアメリカなどで人に対しての子宮移植が行われており、計11人が誕生していると書かれています。
生まれつき子宮がなかったり、病気により子宮を失った人に対して、子宮を移植することで妊娠を期待することができます。
現在はまだ技術的に体外受精でしか妊娠が不可能なようです。
QOLの問題
私はこの記事を見た時に、ついにここまで来たかと思いました。
生命を維持するための移植はこれまでもありましたが、今回は生殖のための移植です。
人間にとってはQOL(クオリティオブライフ)の問題になります。
日本において命を繋ぐためではなく、人生を豊かにするために移植が行われるようになろうとしているのです。
すごく画期的なことだと思いますし、医療技術が人生を豊かにするために使われるようになることは素晴らしいことだと思います。
本当の意味での産む自由
また、移植した子宮に、体外受精で妊娠を試みるため、もしかすると性別適合手術を受けた人も移植を受けられるようになるかもしれません。
2016年、中国において幹細胞から精子を作り、その精子を使って、健康なマウスを誕生させることに成功しています。
また、別の研究では男性の皮膚の細胞から卵子を作ることは理論的に可能であるとも言われています。
つまり、男性として生まれた人であっても将来的に自分の卵子を用いて妊娠することが可能になるかもしれませんし、ゲイカップルが自分たちの遺伝子を持った子どもを授かることが可能になるかもしれません。
一方でまだ女性から精子を作ることは技術的には不可能なようです。
しかし、今回のニュースやここまでであげた研究を考えると、いずれは、誰もが本当に「望んだ性」で生きられる世の中になるかもしれません。
本当の意味で望みの性で生きられる世の中に、本当の意味で子どもを産む自由が保障される世の中になったときに、人は「性」というものをどのように捉えるようになるのか非常に興味深いです。
子宮移植への懸念
しかし、子宮移植に関しては少し懸念も持っています。
それは、子宮の着脱が可能になることで、今以上に女性が子どもを産む機械であるという偏見にさらされるのではないかという懸念です。
子どもを産むことは個人の自由であるという考え方が現在では一般的です。
しかし、今なお心無い考え方をしている人は性別を問わず数多く見受けられます。
また、後遺症や手術による拒絶反応、倫理上の問題なども鑑みて慎重に議論を進めていく必要のある問題なのではないかと思います。
まとめ
倫理委員会において人体での実験の許可が出れば、子宮移植の研究は更に加速することでしょう。
私は、懸念として挙げたものが払しょくされるのであれば、基本的には賛成です。
子どもを授かること、子どもを育てることは、人生の大きなイベントです。
そのイベントを行うかどうかは個人の自由ですが、子どもを望んでいるけど物理的に妊娠が不可能な人に希望が生まれるなら、私はそれだけで進めていく価値のある研究だと思っています。
あなたは「子宮移植」についてどう考えますか?
意見やコメント、はてブ!等どしどしお待ちしております!!
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