どうも!あぽー🍎です!
〈2020年度の教育実習について以下の記事よりご確認ください〉
今日は教育実習の際に必要な電話のかけ方の注意点について書いていきたいと思います。
- いつ電話をかけたらいいのか?
- どのような話し方をすればいいのか?
この記事で全てわかります!
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教員免許を取得するためには?
学校の先生になるためには、大学ないし短期大学に入り所定の単位を取得して、教員採用試験に合格する必要があります。
大学に入りたての頃から教員養成の課程はスタートするため取得するのに最低でも4年間かかるとても根気のいる資格であると思います。
しかし、資格を取得する際には試験がないので実質無試験で取得できる国家資格であるというメリットもあります。
ちなみに私は
- 中学校の社会科
- 高校の地理・歴史
- 高校の公民
の3つの免許状を取得しています。
大学の学部によって取得できる免許状が異なるので、教師を志す方は志望大学を決める段階から取得したい免許状がちゃんと取得できるのか確認しておきましょう。
教育実習とは?
さて、今日から数回に渡ってお送りするメインテーマは教育実習についてです。
教育実習とは…
教育職員免許状の授与を受けるために修得する科目のこと、または、その科目の内容として各学校で行われる実習のこと
引用元:Wikipedia
です!
取得したい免許状の種類によって期間は変わってくるのですが、主に2週間の実習(高校)と3週間の実習(中学校)の2パターンが行われています。
中学校と高校の教員免許を同時に取得する場合は3週間の実習を行えばOKです!!
教育実習は基本的には大学4年生の5~6月、もしくは9月に行われることが多いですが、それに向けての準備は3年生の4月頃から行われます。
教育実習に向けてのガイダンスなどが行われるんですね!
その中で早速教育実習の第1関門が訪れます。
実習校から実習を行う許可を頂かなければなりません!
基本的には実習校は特別な事情がない限りは自分の出身校となります。
実習内諾を受ける手順
先程も述べた通り、教育実習を行うためには実習校から実習内諾を受ける必要があります。
その手順は...
- 実習校に電話をする
- 実習校の指示にて実習校を訪れる
- 内諾書を記載してもらう
- 内諾書を大学に提出する
となります。
その中でも1番困惑するのが実習校への電話だと思います。
私も分からなかったのでいろいろ調べてから電話をかけました。
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電話のかける時の注意点
ようやく今日の本題に入ることが出来ました!
ここまで前置きが長かったのですが、電話のかけ方としてはそんなに難しいものではありません。
気をつけることはたったの3つです!
- 電話をする時期
- 電話をかける時間
- 丁寧な言葉遣い
本当にこの3つだけです!!
順番に見ていきましょう!
電話をかける時期
一般的に教育実習のお願いの電話をかける時期は
教育実習に参加する前の年の4月下旬から5月上旬と言われています。
例えば、
2021年の教育実習に参加したい場合は、2020年の5月ごろに実習予定校に電話をかける
ということです。
ちなみに、
基本的に教育実習は自分の出身校でしか受け入れてもらえません。
私が実習をした際には他校出身の実習生も来ていましたが、
「すでに出身校が廃校になっている」または、
「実家が引っ越していて出身校で実習をする際に泊まるところの確保が困難」
かつ「実習予定校に知り合いの先生がいる場合」
のみ受け入れてもらえる可能性があるとのことで、可能性としては難しいでしょう。
実習の受け入れは先着順の学校が多いので、時期になったら直ぐに電話をかけるようにしましょう。
電話をかける時間
学校の先生にはとてもバタバタする時間があります。ほとんどの先生が職員室にいない時間もあります。
そのため、電話をかける時間というのはとても気を遣った方が良いのです!
具体的に避けるべき時間は
- 朝早い時間
- 朝礼の時間(9時頃)
- お昼休み(12時~13時)
- 終礼の時間(16時頃)
- 17時以降
です。
じゃあいつ電話したらいいんだ!?って困惑すると思うのですが、授業中がベストだと思います!
授業中こそやめた方がいいのではないか??と思いがちですが、すべての先生が毎時間授業を行っている訳ではないため、比較的時間を作りやすいのです。
つまり、全員がバタバタする時間と勤務時間外は避けるべきだということ!!
また、電話をかけた際に教育実習担当の先生がいらっしゃらなかった場合はお手隙の時間を聞いてかけ直すようにしましょう。
丁寧な言葉遣い
これは結構多くの人が陥りやすい罠になります。なぜならば実習校は自分の出身校であるからです。
自分の出身校であるため初めに電話をかけた際、出る先生が在学当時仲良くしていた先生である可能性もあります。
もちろん実習目的ではない電話であれば少し砕けた話し方でも良いかもしれません。しかし、今回は実習をさせて頂くためのお願いの電話です。
学校の先生になるために現場を経験させていただく、忙しい先生方のお時間を割いて頂いているという社会に出るものとしての自覚が欠けていては話になりません。
教えを乞う者として、経験させていただく者として最低限の礼節はわきまえておきましょう。むしろ知っている先生が相手できちんとした話し方ができていれば、その先生に成長した姿を見せることが出来て一石二鳥かもしれませんね!
この3つ
- 電話をかける時期
- 電話をかける時間
- 丁寧な言葉遣い
に注意をした上で、必要な内容を伝えましょう。
電話のかけ方
電話の際にはスケジュール帳を準備し、伝えなければならないことのメモを作成しておくと安心して電話をかけることが出来るのではないでしょうか!
必ず伝えなければならないことは
- 卒業年度
- 所属大学名・学部
- 名前
- 教育実習をさせて頂きたいという旨
- 担当教科
です。
電話での会話例は以下のようになります。
(1度目の電話で実習担当の先生が職員室にいないパターン)
学校:はい、こちら◯◯中学校です。
🍎:こんにちは、△△大学××学部三年生の林檎太郎と申します。
来年度の教育実習の受け入れのお願いでお電話させていただきました。
今、教育実習担当の先生はいらっしゃいますか?
学校:今、担当の□□先生は席を外しています。
🍎:わかりました。後ほどかけ直させていただきたいのですが、何時ごろだと□□先生のご都合がよろしいでしょうか?
学校:15時ごろならば授業のない時間なので職員室にいるかと思います。
🍎:ありがとうございます。それでは15時にかけ直させていただきます。
失礼いたします。
学校:はい、失礼します。
1度目の電話で教育実習担当の先生の都合が合わなかった場合は、
- 実習担当の先生の名前
- 何時にかけ直せばいいか
を聞きましょう。
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(1度目の電話で担当の先生の都合があった場合&かけ直しの電話)
学校:はい、こちら◯◯中学校です。
🍎:こんにちは、△△大学××学部三年生の林檎太郎と申します。
来年度の教育実習の受け入れのお願いでお電話させていただきました。
今、教育実習担当の先生はいらっしゃいますか?
(かけ直しの電話の場合)
🍎:こんにちは、先ほど教育実習のお願いでお電話させていただいた△△大学××学部三年生の林檎太郎です。
教育実習担当の□□先生はいらっしゃいますか?
学校:教育実習担当の□□先生ですね。代わりますのでちょっと待っていてください。
🍎:はい、ありがとうございます。
□□先生:お電話かわりました。実習担当の□□です。
次年度の教育実習に参加したいということで大丈夫ですか?
🍎:はい、そうです。
□□先生:わかりました。当校の卒業生でなければ受け入れられませんが、当校の卒業生ですか?
🍎:はい、2014年度の卒業生で3年次の担任の先生は◇◇先生でした。
□□先生:わかりました。担当したい教科は何ですか?
🍎:社会科です(実習を行いたい教科を言う。)
□□先生:わかりました。社会科の担当主任に確認をとりますので、少しこのまま電話を切らずに待っていてください。
🍎:はい、わかりました。
□□先生:お待たせいたしました。教科主任の確認が取れました。
最終決定は職員会議で行いますので、会議が終わり次第折り返し電話をします。
明日の15時ごろになると思いますが、都合は大丈夫ですか?
🍎:はい、大丈夫です。よろしくお願いします。
□□先生:では明日折り返し電話します。
🍎:はい、お願いします。失礼します。
□□先生:はい、失礼します。
長くなりましたが、こんな感じです。
そんなに難しく考える必要はありません。
伝えるべきことを忘れずに丁寧に話せば問題はありません!!
太字になっているところが伝えるべきところです!!
折り返しの電話の際に、きっと「1度学校まで来てください」と言われるはずですので、スケジュールを調整して学校に行きましょう!
もし、学校に来てくれと言われなかった場合は
この電話で教育実習の内諾をいただけたということで良いですか?
と聞いてみましょう。
その通りです
などと言われた際には、そのまま手続きを進めても大丈夫です。
万が一、実習を受け入れることができないとの回答であった場合は、必ず大学にその旨を相談してください。
まとめ
教育実習は緊張や困難にたくさん出会う実習です。
このブログがあなたの教育実習の道標になってくれると幸いです!
電話のかけ方だけでなく、内諾についてや実習後のお礼状の書き方まで解説しているので、このサイトをブックマークしておくと便利だと思います!
教育実習の記事以外でも、教育に関する記事などを更新していきますので、今後ともよろしくお願いします!
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ここまで読んで下さりありがとうございました。
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