どうも!あぽー🍎です!!!
〈今年度の教育実習について以下の記事よりご確認ください〉
今回は教員免許の取得に関して書いていきたいと思います。
大学生で教員免許を取ろうか迷っている方
将来教師になりたいと思っている方
にオススメの記事です!!
私は2018年に
中学社会科
高校地理歴史・公民
の3つの教員免許を取得しました。
この記事では、教員免許を取得するメリットとデメリットについて解説していきます。
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教員免許とは?
教員免許とは、幼稚園・小学校・中学校・高校において授業を行うために必要な免許で、大学ないし短期大学に入り所定の単位を取得することで得られます。
国家試験はありませんが、実際に公立の教師になるためには教員採用試験という実質的な国家試験を、私立の場合は各学校の採用試験を受ける必要があります。
大学に入りたての頃から教員免許取得の課程はスタートするため、余裕を持って取得するのには4年間かかるとても根気のいる資格であると思います。
(最短では3年で取得可能です)
私は大学を卒業する時に
- 中学校の社会科
- 高校の地理・歴史
- 高校の公民
の3つの免許状を取得しました。
大学の学部によって取得できる免許状が異なるので、教師を志す方は志望大学を決める段階から取得したい免許状がちゃんと取得できるのか確認しておきましょう。
教員免許取得の過程
教員免許取得の過程は大学一年生から始まります。
全てこなしていく必要があるので所属大学の教員課程の情報をしっかりとチェックしましょう!
説明会
大学によって異なるとは思うのですが、入学式のあとのオリエンテーションにおいて教員免許取得のための説明会の案内があります。
ここでしっかり日時の情報を聞き漏らさずに説明会に参加するようにしましょう。
この説明会に参加することで、教員課程に参加する意思があることを大学側に伝えることになります。
これによって抽選が必要な授業の当選順位が上がったりするので説明会に参加することは必須であると言えます。
授業
教員免許を取得するためには、卒業必修単位の他に、教職必修単位を取得する必要があります。
教員免許を取得する人は、取得しない人よりも約40単位(約授業20個分)追加で単位を取らなければなりません。
そのため1限目から授業を受けたり、5限目の最後の授業まで受けることもあるでしょう。
大学三年生になると教育実習の準備のために土曜日も講義で呼ばれることがあります。
教育実習
教育学部ではほぼ毎年、その他の学部では4年生になると教育実習に行きます。
免許の種類によって期間は異なりますが、2〜3週間の場合がほとんどです。
その間は授業はもちろん就職活動もできないので気をつけましょう。
教育実習についての記事は以下の記事にまとめていますので、必要に応じて参照してください!!
教員免許を取得するメリット・デメリット
メリット
- 教師になれる
これはメリットというより、教員免許の1番の目的ですね!
- 教員免許仲間ができる
教員免許を取得しようと考えている人は大体同じ必修授業を受講しています。
そのため、会う機会も増え仲良くなることができます。
- 教育に対する教養を養える
将来自分に子どもができた際にどのような教育が行われているのか、どう言った教育をしていくべきなのかということを、教員養成課程で学ぶことができます。
- 興味のない授業に触れる機会を持てる
興味関心のない授業であっても受講せざるを得ないので、今まで知らなかった自分の興味に出会えるかもしれません。
- 将来の選択肢が増える
教員免許を取得することで大学卒業後、すぐに教師にならなかったとしても、将来的に教員になることができるので将来の選択肢が増えます。
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デメリット
- 授業を多く取らなくてはならない
やはり取らなければならない授業数は多いので、テスト等の負担は大きくなります。
- 拘束時間が長い
授業の数の問題や土日の講座も多いため拘束時間は長いです。
- 教育実習中就活ができない
教育実習は教員になることを前提として実習校が受け入れてくれているので、教員にならずに就職する可能性のある人に関しては現場としていい感情を抱かないのは当然のことです。
- 教員採用試験の受験が必須
基本的に教員にならないという選択をしたとしても教員採用試験を受けなければなりません。
ただし、大学院進学などのある一定の条件を満たせば受けなくても構いません。
まとめ
教員免許を取得することは決して簡単なことではありません。
しかし、こなすことをこなせば誰でも取得できる免許です。
大学卒業までに何か1つ資格が欲しい方は選択肢に入れてもいいのではないでしょうか?
もちろん職場の負担も考える必要はありますが、教員不足が叫ばれている今だからこそ、より多くの人が教員免許を持っておくというのもありなのではないかと思います。
質問や疑問などありましたらなんでも答えますので、ぜひこの記事の下のコメント欄や問い合わせフォームからコメントしてください!!
ここまで読んでくださってありがとうございました!!
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