どうも!あぽーです!!
最近「LGBT」という言葉が広く知られるようになり、多くの人にとってセクシャルマイノリティの存在が身近なものになってきたように感じています。
あなたは『Xジェンダー』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
Xジェンダーとはセクシャリティの一種ですが、いったいどのようなものなのでしょうか?
今回は「Xジェンダー」についての記事を書いていきたいと思います。
Xジェンダーという言葉に出会った日
私がXジェンダーという言葉に出会ったのは、実は約三年前の大学二年生の時でした。
その当時とても親しくしていた友人からセクシャルマイノリティであるという告白を受けたことがきっかけになりました。
その友人自体はXジェンダーを自認しているわけではなかったのですが、本当に衝撃を受けて、私はセクシャルマイノリティに関してネット検索などをするようになりました。
本当に親しい友人であったからこそ、その友人のことをもっと知りたいと思ってのことです。
その友人のことを知るための検索の日々で出会ったのが「Xジェンダー」だったのです。
正直な感想として「こんな生き方があっていいんだ」と思いました。
そこからは友人のセクシャリティと同時に、Xジェンダーについても深く調べるようになりました。
一時卒業論文のテーマを「Xジェンダー」にしようと思っていたこともあります。
そんなこんなでXジェンダーに関する記事が大手メディアで掲載されることはとてもうれしく思っています!
Xジェンダーとは?
Xジェンダーは、
未知なるもの、数学の未知数、ミスターX
など、まだ知られていないものに対して「X」が付けられることが多いところから、未知なる性という意味で「Xジェンダー」と名付けられたとされています。
そんなXジェンダーについてまずは定義からみていきたいと思います。
Xジェンダーの定義
Xジェンダーとは一般的に以下のように定義されます。
心と体の性別が一致せず、かつ、男女どちらか片方のみに属した性自認を持たない人
つまり、心と身体の性別が一致していないところはトランスジェンダーと同じですが、身体の性と反対の性を持つというわけではないのがXジェンダーです。
ちょっとわかりづらいので、いくつか例を出すと、
- 身体は男性(女性)だが、心は男女もしくはそれ以外の性のうち2つの両方をそれぞれ独立して自認している (両性)
- 性自認がいくつかの性の中で揺れ動く (不定性)
- 男女もしくはそれ以外の性のうちの2つの間の中間を自認している (中性)
- 特定の性別を持たない 無という状態がある (無性)
- 性自認が3つある 性自認自体が存在しない (その他)
などがXジェンダーの自認として挙げられます。
Xジェンダーは主に上記した5つのタイプに分類できるとされています。
もちろん「これに当てはまらないからXジェンダーではない」ということではなく、上記5タイプ以外でも本人がXジェンダー自認しているならXジェンダーです。
セクシュアリティは本人の自認に基づきます。
Xジェンダーに関する研究
このXジェンダーという概念は、SPFデールさんの研究によると、関西のセクシャルマイノリティのコミュニティの中で使われ始めた日本で生まれた概念であるとされています。
「Xジェンダー」という言葉が初めて一般読者向けの出版物に登場したのは、恐らく2000年に出版された吉永みち子の『性同一障害―性転換の朝(あした)』であるともデールさんは述べています。
また、日テレNEWS24さんの動画の中で語られていましたが、三重県で行われた高校生の心の性に関する調査において、Xジェンダーに該当する層は5%を占めているという研究結果が出されています。
二つほど研究結果を載せましたが、Xジェンダーを専門にしている学者の数や、Xジェンダーに関して詳細に書かれた本は少ないです。
他にもおられるかもしれませんが、私が知ってる中でXジェンダーを専門に研究されている方はSPFデールさんだけです。
また、Xジェンダーについて詳しく書かれている本に関しても以下の一冊『Xジェンダーって何?ー日本における多様な性のあり方ー』しかないと思います。
まとめ
XジェンダーはSNSによって広く知られるようになった概念だとされています。
そのため、Xジェンダーについて知るためにはSNSを含めたインターネットで情報を得ることが不可欠であるともいわれています。
TwitterなどのSNSで「Xジェンダー」と検索をかけると結構ヒットします。
私は、今回日テレNEWS24さんのような大手メディアがXジェンダーについてとりあげたことは非常に良い影響をもたらすと考えています。
Xジェンダーを知らなかった潜在的な当事者の方が自分の自認について確信を持てたり、非当事者の方が認知することによって、当事者の方が生きやすい世の中になることに繋がると考えるからです。
セクシャリティの在り方は人それぞれです。
みんな違って当たり前なのです。
その中でも、人は自分と同じような感覚を持つ人に出会うと安心します。
少しでも多くの方が仲間に出会い、安心して過ごせる日々が来ることを祈っています。
私の小さな1ブログが少しでもXジェンダーを自認する方に貢献できているなら幸いです。
私が答えられることは少ないとは思いますが、この記事に関して質問等ありましたらお気軽にコメントしてください!
Twitterに記載しているメールアドレス宛でしたら匿名でも受け付けられると思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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