どうも!あぽー🍎です!!
あなたは高等教育無償化についてどう思いますか?
私は愚作中の愚作
最悪の政策だと思っています。
今回の記事では
- 高等教育無償化はなぜ愚作なのか
ということについて考えていきたいと思います。
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高等教育の無償化は問題点だらけ
はじめに、高等教育無償化のメリットを考えてみましょう。
- 貧富を問わず教育を受けることができる。
- 教育格差を埋めることができる。
この2点に関しては、「その通りである」というほかありません。
正直言ってメリットはこの2点しかないと思います。
ではデメリットはどうでしょうか?
- 教育資源が適切なところに適量分配されない
- 高学歴者による仕事の取り合い
- 過剰教育の問題
- 学歴差別の拡大
パッと思いつくところでいうとこんな感じでしょうか?
絶対デメリットの方が多いんですよ・・・
全員に金をばら撒くんじゃなくて、所得制限を設けて、優秀な学生(学力だけでなく)に個別に奨学金を返済義務なしで渡せばいいと思いませんか?
言い方悪いですが、高等教育無償化を考えた人は本当にアホだなと思います。
教育資源は無限ではない
では、デメリットについて解説していきたいと思います。
教育資源とは、教育に必要な財源や人材などを指します。
石炭や石油などの燃料資源は無限でしょうか?
いや、有限です。
掘り尽くせばいつか終わりがきます。
では、教育資源はどうでしょう?
財源は税金です。
人材は教師です。
では、先生に質問してみましょう。
Q1
教育にかかる財源は足りていますか?
足りていません。
日本の教育財源はOECD加盟国平均の5.7%に届いていません。
(*OECDとは市場主義を原則とする先進諸国の集まり)
Q2
学校の先生は足りていますか?
足りていません。
教員採用試験の志望者数は年々減少しています。
お金も人材も足りていないのが現在の日本の教育です。
つまり、日本の教育資源は『尽きつつある』ということがわかります。
このような状態で、全ての学校に教育資源を充分配分しようと思ったらどうなりますか?
学校あたりに配分される教育資源はとても少なくなってしまいます。
そうすると問題となってくるのが、
『教育の質の低下』です。
財源がないため学校の先生の給料も上がりません。
学校の先生の給料が上がらなければ、先生になりたい人が減ります。
現場の先生が増えないので、先生一人当たりの仕事量が増えます。
そんな現状だと、先生になりたい人はもっと減ります。
教員の競争倍率が下がると、質の低い教員も採用せざるを得ません。
つまり、教育の質の低下につながるのです。
ただでさえ少ない教育資源を、全員が行かない高等教育の無償化に使うなんて愚の骨頂です。
高等教育の無償化をするのであれば、もっと義務教育期間に教育資源を投入するべきだと私は思います。
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高学歴ワーキングプアの存在
現代の日本において、せっかく専門学校や大学などの高等教育を受けても、平均年収に届かない人はたくさんいます。
それどころか、高学歴かつフルタイムで働いているのに年収300万円以下の『ワーキングプア』も存在しているというのです。
現在日本におけるワーキングプアの割合は24%とも言われています。
これはあまりにも悲惨な状態だと思いませんか?
私はこの原因の一つとして「高等教育無償化」があると考えています。
日本には現在782の大学があります。
そして、約290万人の大学生がその782の大学に分散して通っています。
専門学生も合わせるととんでもない数になるでしょう。
この数は、大学1〜4年生までを合わせた数なので、毎年この数の1/4が社会に出ることとなります。
その数およそ73万人
毎年73万人の高学歴の若者が社会に出ていくのです。
では、平均年収を稼ぐ人はどれくらいいるのでしょうか?
統計によると労働人口の45.76%が平均年収以上だそうです。
つまり、約55%の人が平均年収も稼げていないことになります。
大学卒業者の何%が平均年収以上稼ぐのかはわかりませんが、この数字を見るからに、高等教育を卒業しても平均年収にも満たない人がたくさんいることは想像できます。
つまり、国は高等教育卒業までの教育費を負担して貧困層を生み出し続けているということです。
これが高等教育無償化の正体です。
せっかく大学や専門学校を卒業したとしても、高収入になる仕事は限られているので、高学歴者による席の取り合いが起こります。
それが就職戦争です。
就職戦争に敗れると、ワーキングプアまでは行かなくとも、平均年収に届かないことなんてざらにあります。
この現状は、企業が学歴社会を推進していることはもちろんのこと、高等教育無償化がそれを後押ししているからだとしか言いようがありません。
過剰教育の問題
同学年で高等教育(大学・短大・専門・高専)に通っている人の割合は82.8%です。
では、この中で、高等教育で学んだことが仕事に活かされていると感じている人はどれくらいいいるでしょうか?
まぁ、ほとんどいないでしょう。
日本にある仕事のうち、82.8%もの仕事が高等教育を必要とする仕事でしょうか?
私はそうは思いません。
となると、大多数の人にとって、高等教育は過剰教育であると言うことができます。
その過剰教育に貴重な教育資源を割いているのは非常にもったいないと思いませんか?
何度も繰り返しますが、それだったらその資源で義務教育をもっと充実させろよって思うわけです。
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まとめ
つまり、
高等教育を無償化することによって、大多数の人にとっては過剰教育が起こり、それによって教育資源の分配が適切に行われないことにつながる
ということです。
これは、『国民全貧困化の原因』であると言わざるを得ません。
高等教育はそんなに大きく開かれている必要はありません。
優秀な学生に対して奨学金を出せばいいだけの話なのです。
全員に門戸を開くから、今のような悲惨な現状があるのです。
高等教育はあくまでも、専門性を高めるため、次世代の研究者・教育従事者を育てるために存在するのであって、就職予備校ではありません。
全員が高等教育を受けられるようにしよう。
じゃなくて、中卒・高卒でも充分に生きていけるだけの給料を得られる仕事につけるような社会にしましょう‼️
高等教育は門戸を広げるべきではありません。
高等教育無償化を考えた人には
アホの中のアホ『キングオブアホ👑』
の称号を差し上げますので、どうぞご連絡ください。
こんな馬鹿げた無駄だらけの社会もうやめませんか?
どうにかして、この日本の馬鹿げた教育状況を変えていきませんか?
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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