どうも!あぽーです!!!
多くの人は人生の設計図の中に『結婚』というイベントを組み込んでいるのではないでしょうか。
確かに結婚は良いものだと思います。
父と母が結婚して、私が生まれて今があるからです。
両親の夫婦仲はとても良く、子どもながらにいい夫婦だなぁ~と思います。
しかし、私はこうも思います。
「結婚は所詮制度だ!制度に固執する必要はないのではないだろうか?」
と…
今回はそんな結婚制度について私の考えていることを書いていこうと思います。
政治学科出身の腕の見せ所ですね!!(真面目に勉強していなかったのでお手柔らかに…笑)
結婚とは?
『結婚』とはいったい何なのでしょうか?
いろんなところで『結婚』について聞くことがあるでしょう。
例えばテレビ番組での芸能人の結婚報道。
日本のテレビは結婚の話題が大好きですよね!
それが良いか悪いかは置いといて、多くの人は
「愛を誓い合った男女が一生添い遂げる契約をすること」
みたいな感じで結婚を説明するのではないでしょうか。
また、結婚はみんなでお祝いするとてもめでたいことであり、家同士の繋がりを作る現代の日本の家族制度の根幹であるという説明の仕方もあるでしょう。
全部正解だと思うけど、どこか抽象的で全体像の見えない説明だな~と私は思います。
もう少し具体的な説明がほしいところです。
では、日本の法律において『結婚』はどのように位置づけられているのでしょうか??
法律であれば少しは具体的な説明が得られるでしょう!
結婚の法律用語である『婚姻』は日本国憲法の第24条において次のように記されています。
1 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
…よくわかんないですね笑
簡単に言い換えると、
(1)の部分では、結婚は当事者2人だけの合意で成立しますよってことと、夫婦は平等であり協力し合いましょうね!ってことが書いてあります。
(2)の部分では、配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関する、結婚において大事になってくる部分は個人の尊重と、男女平等の観点を踏まえた上で別に定めますよってことが書いてあります。
これでもまだまだよく分からん!!!
じゃあ、辞書!辞書ではどうな風に説明されているのでしょうか?
こん いん [0] 【婚姻】
①結婚すること。夫婦となること。社会的に承認されて,男性が夫として,女性が妻として両性が結合すること。
②法律上,一組の男女が合意に基づいて婚姻届を提出し,夫婦となること。届出の他,両者が婚姻適齢にあること,重婚や近親婚でないこと,女性が離婚したあと一定の期間以上経過していることなどを要件とする。
「婚姻」に似た言葉
①と②の前半を見ると大体意味がわかりますね!
簡単に言い直すと、
「一組の男女が合意に基づいて婚姻届を提出することで、社会的に認められ、夫婦となり生活を共にすること」
ということです。
②の後半部分は結婚するための条件が書かれていると思ってください。
つまり、憲法と辞書を見てみると現在の日本では婚姻(結婚)をこのように定義することができると思います。
「婚姻とは、一組の男女がお互いの合意によって婚姻届を提出することによって、社会に2人の関係が認められ、夫婦となり、助け合い、共に生活を行うことである。
また、婚姻において生じる権利に関しては夫婦は平等である。」
めちゃくちゃ簡単に要約すると、
「ちゃんと2人で話し合って書類を出したら社会が2人の関係を認めるから、頑張って仲良く2人で生活してくれ!」
ってことです!!!
簡単に要約しすぎました!笑
すみません!!笑
結婚ってどういう意味かなんとなく理解できたと思います。
じゃあ結婚するとどんなメリット・デメリットがあるの?ってことを今度は見ていきたいと思います。
結婚のメリット・デメリット
結婚にはもちろん良いこともあれば悪いこともあります。
結婚のメリット・デメリットについて考えてみましょう。
あくまでも私の思いつく限りなので、他にもあるぞ!!って方はぜひ教えてください(笑)
メリット
扶養控除・配偶者控除
一つ目のメリットは扶養控除・配偶者控除が受けられるということです。
扶養控除・配偶者控除とは簡単に言うと、世帯において中心的に収入を得ている人以外の収入における所得税や住民税を一定程度控除しますよって制度です。
配偶者控除は、中心的に収入を得ている人の配偶者(結婚相手)に対しての控除で、扶養控除はその他の家族に対しての控除になります。
その辺の税制に関しては詳しくないのでちょっと調べてまたの機会に書くかもしれません。
緊急時の面会等
万が一大切な人が事故に合ったり、急病などでICUに入るなどした場合、身内でなければ面会することがほとんどの場合不可能となります。
病院側の了承や親族の了承があれば可能ですが、面会でできるのは基本的に「三親等以内の親族」に限られるからです。
結婚関係にあれば身内ですので大切な人に付き添うことができます。
これも一つのメリットではないでしょうか。
家事負担の軽減
一人暮らしであった時に比べ、二人で家事の分担をすれば一人当たりの家事負担を軽減することができるでしょう。
これは結婚関係じゃなくてもシェアハウスなどでも言えることだとは思いますが…(笑)
子どもの問題
結婚していない状態で子どもを授かった際、手続きが面倒です。
父親は、子どもの親権を得るために認知をし、もし、子どもに父親の苗字を名乗らせたいなら入籍届を提出する必要があります。
結婚していたら出生届を提出するだけで済みますが、それにプラスαの手間がかかります。
デメリット
個人的な時間の減少
私は夫婦間で話し合いをすればよいと思うのですが、個人の時間が少なくなったという意見をツイッター等で見かけることもあります。
これに関しては、夫婦間でどれだけお互いに干渉するのかという話だと思うので、人によってはデメリットなのでしょうね。
義父母との関わり
現在の日本では良くも悪くも結婚は家同士の繋がりだとする文化が未だに根強く残っています。
そのため、結婚相手の義父母と親密な関わりを迫られることも少なくはないのだと思います。
義父母との関係が悪くなければよいですが、悪い場合はたぶん最悪です…
こんな感じで結婚にはメリット・デメリットがあります。
その中でも今回私が取り上げたいのは『控除』に関わる部分です。
ここから先は私の結婚制度に対する意見というか、「もっとこうした方がいいんじゃないの??」みたいな政策提案になります。(笑)
是非読んでくださったら意見等おねがいします。
結婚制度に物申す!!
なかなか物騒なタイトルになっていますが、そんな大したことではありません。
ただ、私は結婚制度は一度解体した方が良いと考えています。
いきなりなかなか物騒なこといいましたね(笑)
結婚において様々な『控除』があることは前述した通りなのですが、国家において婚姻関係を保障するメリットって何でしょう。婚姻関係に『控除』を行うメリットってなんでしょう。
私は、「人口増加のため」であると考えています。
家族というのは、生活を安定させるものであると同時に、次世代を養育する機関であると考えます。
国家は各家庭の税金を安くすることによって、次世代の育成に対する援助をしているのだと思っています。
つまり、家族の最小単位である『夫婦』を保障することによって、国家が次世代の養育を間接的に行っているということになります。
しかし、近年日本の出生率の低さは先進国の中でもダントツです。
日本において結婚制度がうまく機能していないということなのです。
私はこの原因が「税金の採り方」にあると考えています。
先ほど見た『控除』のあり方をもう少し考えるべきです。
現在の日本の平均年収は約420万円です。
配偶者控除・扶養控除において優遇される納税者の年収は1220万円以下
越えている人はほとんどいません。
つまりほとんどの人は税金の控除を受けており、税制面において国においてメリットはそんなにありません。
これで子どもが増えていればこの政策は成功なのでしょうが、実際減っています。
子どもを産まない理由の一つに金銭面の問題があげられます。
現在の若者は一生懸命働いても生活するだけで精一杯なのです。
子ども一人育てるのに必要な金額は約3000万円です。
子どもを複数人育てる余裕がありません。
一方共働きで、子どもがほしくないと考えている夫婦は比較的生活に余裕があります。
夫婦二人だけの場合、計算はしていませんがきっと配偶者控除に頼らない方が収入は多いでしょう。
なぜなら、配偶者控除は『専業主婦』ありきの制度であるからです。
正社員で働いていて年収が103万円を下回る場合はまずないと思います。
夫が働いて、妻が家のことをする。そのついでにちょっとパートで生活費の足しに…
みたいな生活モデルを想定してできている制度なのです。
そんな生活モデルで生きていける世帯はもう大分減っているでしょう。
また、最近では結婚せずに生涯を終える人も増えています。
つらつら書き進めていてよく分かんなくなってきたので、私の考えを述べると、
「結婚したら税金やすくしますじゃなくて、手っ取り早く、子ども育ててたら税金やすくしますでよくね?」ってことが言いたいのです。(笑)
子ども育ててたら税金やすくしますにすれば、事実婚の夫婦も税金やすくなるし、同性パートナーシップを結んでいて里子を預かっている家庭もやすくなる。
結婚制度に注視するのではなく、子どもを育てることに注視できる世の中になるのではないかと考えました。
子どもを産む産まないは個人の権利だから保障するべきです。
ただ、子ども育てずに金貯めているんだったら、子どもを育てて国家の繁栄に貢献している人のために援助しようよ!!
ってことです。
長々とわかりづらくてすみませんでした。
もし意見等あればコメントしてくださるとうれしいです。
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